ポール・マッカートニーがプリンスへ宛てた手紙、160万円で落札
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)がプリンス(Prince)へ宛てた手書きのレターがオークションに出品され、1万4,822ドル(約157万円)で落札された。
日付がないため正確なところは不明だが、『Liverpool Echo』紙によると1980年代初めに書かれたというこの手紙は、「Dear Princely person(皇子のようなお方へ)」と始まり、ポールが故郷リバプールに共同設立することになった舞台芸術学校Liverpool Institute for Performing Arts(1996年開校)への寄付をお願いする内容。
「授業で君の動きを教えて欲しい!」とも記している。
ポールは当時、プリンスだけでなく、ほかの友人や知り合いに同様の手紙を送ったようだ。
「(学校創立を)やると承諾したんだ。だからいま、“友人やいい人たち”に手紙を書き、このプロジェクトに興味を持ってもらおうとしている」とあり、署名の下には笑顔のイラストが描かれている。
オークションを開催したRR Auctionは「プリンスが寄付したかどうかは、わからない。彼の寄付はたいていが匿名で行なわれているから」と話している。
ポールは先週、ラスベガスを訪れ、ザ・ビートルズの音楽にインスパイアされ誕生したシルク・ドゥ・ソレイユの公演『Love』の10周年を祝った。
10月に来日するリンゴ・スターとの2ショット写真をTwitterに投稿している。
この日の記念公演にはヨーコ・オノ、ジョージ・マーティンの息子ジャイルズ、ザ・ビートルズの映画を制作中のロン・ハワード監督らも観に訪れていたという。
ポール・マッカートニー 告白 単行本 – 2016/6/10 ポール・デュ・ノイヤー (著),奥田祐士 (翻訳)