ジョージ・ハリスン・トリビュート・ライヴ、ジョージの誕生日に合わせCD Blu-Ray DVD 映像化決定
2014年9月に開催されたジョージ・ハリスン(George Harrison)のトリビュート・コンサートの模様が、『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』としてCD/映像化されることが決定した。
発売はジョージが73回目の誕生日を迎えるはずだった日の翌日、2016年2月26日(金)に予定されている。
2014年9月28日にロサンゼルスのフォンダ・シアターで行われたこのコンサート「ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスンの音楽を祝う夕べ」には、ジョージの息子ダニー・ハリスンを中心に、ブライアン・ウィルソン、ノラ・ジョーンズ、ベン・ハーパー、ハートのアン・ウィルソン、ザ・キラーズのブランドン・フラワーズ、ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレル、ザ・ストロークスのニック・ヴァレンシ、アル・ヤンコヴィックらジョージを敬愛するアーティストたちが集結。
ビートルズ時代からソロ、トラヴェリング・ウィルベリーズへと至るジョージの名曲群のカヴァー・パフォーマンスを披露した。
デヴィッド・ゾンシャインとともにプロデュースを手がけたダーニは、今回のリリースに際して次のようにコメントしている。
「僕と同世代のミュージシャンが、小さなクラブで父のキャリアの中でもディープな楽曲を自由に演奏するショウを今までずっと思い描いていたんだ。そして、今回はまったく新しく鮮やかな形で、自分が一番大切に思ってきた音楽界のヒーローたちと再びステージを共にし、僕の人生で一番馴染みのある曲を演奏する自分がいた。……皆さんにもこの録音を僕と同じように楽しんでもらえますように。父の曲に、今までできると思いもよらなかった最高の解釈が施されています」
『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』は2CD+DVD、2CD+Blu-rayの限定デラックス・エディションと2CDの通常盤、LP3枚組(180グラム重量盤/輸入盤)、デジタル・ダウンロードの5フォーマットで発売される。
DVD/BDにはコンサート映像に加え、ハリスン家所有の貴重映像や、バックステージやリハーサル中のミュージシャン達がジョージから受けた影響について語るインタビュー映像も収められる。
また、日本盤CDは高品質Blu-spec CD2仕様となる。
トレーラー映像はこちらから。
同コンサートでのザ・トラヴェリング・ウィルベリーズ“ハンドル・ウィズ・ケア”のカヴァー・ライヴ音源はこちらから。
なお2016年は、ビートルズ来日50周年、そしてジョージ・ハリスンが最初で最後の来日公演(1991年)を行ってから25周年にあたる。
リリースの詳細は以下の通り。
●リリース情報
『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』
George Fest: A Night To Celebrate The Music of George Harrison
2016年2月26日(金)発売予定 日本盤:高品質Blu-spec CD2仕様
完全生産限定盤:2CD+Blu-Ray Disc付
2CD+DVD付
通常盤: 2CD
LP(輸入盤):3LPGeorge Fest: a Night to Celebr [12 inch Analog]
デジタル:2CDと同内容 27曲収録
【収録曲】
ディスク 1
1. イントロダクション
2. オールド・ブラウン・シュー/コナン・オブライエン<TV「Conan」司会者)> (ビートルズ「ジョンとヨーコのバラード」B面収録曲)
3. アイ・ミー・マイン/ブリット・ダニエル<Spoon> (ビートルズ『レット・イット・ビー』収録曲)
4. サー・フランキー・クリスプのバラード/ジョナサン・ベイツ(feat.ダニー・ハリスン)(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
5.サムシング /ノラ・ジョーンズ(ビートルズ『アビイ・ロード』収録曲)
6.セット・オン・ユー/ブランドン・フラワーズ<The Killers>(1987『クラウド・ナイン』収録曲)
7.イフ・ノット・フォー・ユー/ハートレス・バスターズ(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
8. ビー・ヒア・ナウ/イアン・アストベリー<The Cult> (1971『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録曲)
9. ワー・ワー /ニック・ヴァレンシ<The Strokes>(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
10.恋をするなら/ジェームスタウン・リヴァイヴァル(ビートルズ『ラバー・ソウル』収録曲)
11.アート・オブ・ダイイング/ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ (1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
12.サヴォイ・トラッフル /ダニー・ハリスン(ビートルズ『ホワイト・アルバム』収録曲)
13.フォー・ユー・ブルー/チェイズ・コール(ビートルズ『レット・イット・ビー』収録曲)
14.ビウェア・オブ・ダークネス /アン・ウィルソン<Heart> (1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
ディスク2
1.レット・イット・ダウン /ダニー・ハリスン(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
2.ギヴ・ミー・ラヴ /ベン・ハーパー(1971『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録曲)
3.ヒア・カムズ・ザ・サン /ペリー・ファレル<Janes Addiction>(ビートルズ『アビイ・ロード』収録曲)
4.美しき人生 /アル・ヤンコヴィック(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
5.ビハインド・ザット・ロックト・ドア/ノラ・ジョーンズ(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
6.マイ・スウィート・ロード/ブライアン・ウィルソン<The Beach Boys>(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
7.イズント・イット・ア・ピティ/ザ・ブラック・ライダー(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
8.エニィ・ロード /ブッチ・ウォーカー(2002『ブレインウォッシュド』収録曲)
9.アイド・ハヴ・ユー・エニイタイム-/カレン・エルソン(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
10.タックス・マン/コールド・ウォー・キッズ(ビートルズ『リボルバー』収録曲)
11.イッツ・オール・トゥー・マッチ /ザ・フレーミング・リップス(ビートルズ『イエロー・サブマリン』収録曲)
12.ハンドル・ウィズ・ケア /ブランドン・フラワーズ、ブリット・ダニエル、ダニー・ハリスン、ジョナサン・ ベイツ、ウェイン・コイン、アル・ヤンコヴィック(トラヴェリング・ウィルベリーズ『Vol.1』収録曲)
13.オール・シングス・マスト・パス /アン・ウィルソン、ダニー・ハリスン、カレン・エルソン、 ノラ・ジョーンズ&All(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
*( )内はオリジナル作品が収録されていたアルバムorシングル
*< >内はアーティストが所属するバンド名
George Fest - Here Comes The Sun [Official Live Video]
George Fest - Handle With Care [Official Live Video]
また、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンはこう語っている「ビートルズのジョージも好きだったが、“マイ・スウィート・ロード”は衝撃的だった。これまで聴いてきた中で最高の楽曲の1つだと思う。大きな影響を受けた彼の曲を歌えて光栄だよ」