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キンクス(The Kinks)、未発表音源収録の『この世は全てショー・ビジネス』のレガシー・エディションのリリースが決定

ザ・キンクスは1972年発表の名作『この世は全てショー・ビジネス(Everybody's In Showbiz)』の2枚組レガシー・エディションを6月3日にリリースする。

   

『この世はすべてショー・ビジネス』レガシー・エディションはCD2枚組となり、レイモンド・ダグラス・デイヴィスがプロデュースを手がけたオリジナル盤(21曲)にリマスターが施され、1972年にロンドン・ウィルズデンのモーガン・スタジオでこのアルバム用に録音された“Supersonic Rocket Ship”、“Unreal Reality”の別ヴァージョン、そして次のコンセプト・アルバムとなった『プリザヴェイション第一幕(Preservation Act 1)』(1973年)の伏線となった未発表曲“History”や1972年3月2・3日に行われ、成功裏に終わったカーネギー・ホール公演より“Sunny Afternoon”、“Get Back In Line”、“Complicated Life”、演奏されるのが稀な“Long Tall Shorty”などの14曲の未発表音源を含む計17曲が追加収録される。

ライナーノーツは米『ローリング・ストーン』誌などへの寄稿で知られるデヴィッド・フリックが執筆している。

1972年初出の『この世はすべてショー・ビジネス』はザ・キンクスの10枚目のスタジオ・アルバムで、オリジナル盤(LP2枚組)は、名曲“Celluloid Heroes”を収録したスタジオ・アルバム1枚と1972年3月に行われたカーネギー・ホール公演を時系列で追ったライヴ盤1枚からなる作品となっている。

『この世はすべてショー・ビジネス』は、ツアーするミュージシャンの生活における試練、苦難、成功にテーマやインスピレーションを得ており、アルバム中のカーネギー・ホール公演からの音源は、ザ・キンクスが1965年に米国音楽家連盟に課された4年間の公演禁止が解かれてから最初に行われた一連の北米でのコンサートで収録されている。

リリースの詳細は以下の通り。

アーティスト:ザ・キンクス
邦題:この世はすべてショー・ビジネス レガシー・エディション
英題:EVERYBODY’S IN SHOW-BIZ LEGACY EDITION
発売日:2016年6月8日(水)
品番:SICP-30928~30929
価格:¥3,600+税
国内盤CD2枚組、日本盤のみ通常のCDプレーヤーで再生可能な高品質フォーマット【Blu-spec CD2】仕様、歌詞・対訳・解説付、2014年リマスター音源

収録曲
ディスク1:The Original Album
1. Here Comes Yet Another Day / 新しい日がやってくる
2. Maximum Consumption / マキシマム・コンサンプション
3. Unreal Reality / 非現実的現実
4. Hot Potatoes / ホット・ポテト
5. Sitting In My Hotel / ホテルに座って
6. Motorway / モーターウェイ
7. You Don’t Know My Name / ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム
8. Supersonic Rocket Ship / スーパーソニック・ロケット・シップ
9. Look A Little On The Sunny Side / 陽の当たる側をごらん
10. Celluloid Heroes / セルロイドの英雄
11. Top Of The Pops (live) / トップ・オブ・ザ・ポップス(ライヴ)
12. Brainwashed (live) / ブレインウォッシュド(ライヴ)
13. Mr. Wonderful (live) / ミスター・ワンダフル(ライヴ)
14. Acute Schizophrenia Paranoia Blues (live) / パラノイア・ブルース(ライヴ)
15. Holiday (live) / ホリデイ(ライヴ)
16. Muswell Hillbilly (live) / マスウェル・ヒルビリー(ライヴ)
17. Alcohol (live) / アルコール(ライヴ)
18. Banana Boat Song (live) / バナナ・ボート・ソング(ライヴ)
19. Skin And Bone (live) / 骨と皮(ライヴ)
20. Baby Face (live) / ベイビー・フェイス(ライヴ)
21. Lola (live) / ローラ(ライヴ)
Tracks 1-10 Recorded March-October 1972 at Morgan Studios, Willesden, London
Tracks 11-21 Recorded March 3, 1972 at Carnegie Hall, New York, New York

ディスク2:Bonus Tracks
1. ‘Til The End Of The Day (live) / エンド・オブ・ザ・デイ(ライヴ)
2. You’re Looking Fine (live) (previously unreleased commercially) / とても美しい(ライヴ)*
3. Get Back In Line (live) / ゲット・バック・イン・ザ・ライン(ライヴ) *
4. Have A Cuppa Tea (live) / お茶をどうぞ(ライヴ)*
5. Sunny Afternoon (live) / サニー・アフタヌーン(ライヴ)*
6. Muswell Hillbilly (live) / マスウェル・ヒルビリー(ライヴ)*
7. Brainwashed (live) / ブレインウォッシュド(ライヴ)*
8. Acute Schizophrenia Paranoia Blues (live) / パラノイア・ブルース(ライヴ)*
9. Holiday (live) / ホリデイ(ライヴ)*
10. Alcohol (live) / アルコール(ライヴ)*
11. Complicated Life (live) /複雑な人生(ライヴ) *
12. She’s Bought A Hat Like Princess Marina (live) / マリーナ王女の帽子のような(ライヴ)
13. Long Tall Shorty (live) / ロング・トール・ショーティ(ライヴ)*
14. History (studio outtake) / ヒストリー(スタジオ・アウトテイク)*
15. Supersonic Rocket Ship (alternate mix) / スーパーソニック・ロケット・シップ(オルタネイト・ミックス)*
16. Unreal Reality (alternate mix) /非現実的現実(オルタネイト・ミックス)*
17. Sophisticated Lady (early rehearsal version of “Money Talks”) /ソフィスティケイテッド・レディ(アーリー・リハーサル・ヴァージョン・オブ・マネー・トークス) *
*未発表音源
Tracks 1-13 Recorded March 2-3, 1972 at Carnegie Hall, New York, New York
Tracks 14-17 Recorded at Morgan Studios, Willesden, London

1972年発表、ザ・キンクス通算12枚目のアルバムとなった『この世はすべてショービジネス』(Everybody’s in Showbiz)の2枚組レガシー・エディションが5月に発売される。

オリジナル盤はPYE RECORDSからRCAへ移籍後、『マスウェル・ヒルビリーズ』に続く第二弾アルバムとして発売され、スタジオ音源10曲と72年のカーネギー・ホールでのライヴ音源11曲の計21曲を収録。
今回発売となるレガシー・エディションは2014年の最新リマスタリングによるCD2枚組。
【Disc-1】にはオリジナル21曲収録、【Disc-2】にはライヴ・テイクなど計17曲の未発表音源が収録される予定。
日本盤のみ通常のCDプレーヤーで再生可能な高品質フォーマット【Blu-spec CD2】での発売を予定。

解説歌詞対訳付/2014年リマスタリング/オリジナル発売日:1972年
メーカー・インフォメーション

組み枚数:2
レーベル:ソニーミュージック

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