エルトン・ジョン(Elton John)「ワンダフル・クレイジー・ナイト(Wonderful Crazy Night)」英米チャート成績
エルトン・ジョン(Elton John)「ワンダフル・クレイジー・ナイト(Wonderful Crazy Night)」のチャート成績です。
Wonderful Crazy Nightは米8位、英6位(それぞれ初登場)でした。
チャートの集計の方法の変更により、今週の順位が最高位になると思います。
また、ベストアルバム「Rocket Man - The Definite Hits」が英で52位へ返り咲いており、同じく米では「Greatest Hits 1970- 2002」が何故か5週間前からチャートインしており、今週は84位までランクを上げました。
2000年代へ入ってからのエルトン・ジョンのアルバムのチャート上の成績は、
「ザ・ダイヴィング・ボード(The Diving Board)」(英3位、米4位)、
(「グッド・モーニング・トゥ・ザ・ナイト エルトン VS ペナウ」(英のみ1位))
「ザ・ユニオン」(英12位、米3位)、
「ザ・ベスト~僕の歌は君の歌』(Rocket Man: The Definitive Hits)」(英2位、米9位)、
「キャプテン・アンド・ザ・キッド(The Captain & The Kid)」(英6位、米18位)、
「ピーチ・ツリー・ロード(Peachtree Road)」(英21位、米17位)、
「エルトン・ジョン・グレイテスト・ヒッツ 1970-2002(Elton John's Greatest Hits 1970-2002)」(英3位、米12位)、
「ソングス・フロム・ザ・ウエストコースト(Songs From The West Coast)」(英2位、米15位)、
「ワン・ナイト・オンリー〜グレイテスト・ヒッツ・ライヴ(Elton John One Night Only - The Greatest Hits)」(英7位、米65位)
「エル・ドラド/黄金の都~オリジナル・サウンドトラック(The Road to El Dolado)」(米のみ63位)でした。
さて、今回の「ワンダフル・クレイジー・ナイト(Wonderful Crazy Night)」の成績は、
全2作よりも劣ることになり、チャートマニアのエルトンなら落胆し、レコード会社に対して立腹していたことでしょう。
しかし、2013年「ザ・ダイヴィング・ボード(The Diving Board)」発売時に、
「僕はもう66歳。ヒットチャートでワン・ダイレクション(One Direction 1D)を追いかける必要は無い。
ただ自分の納得のいく作品を作っていたいだけ。」と言っていました。
今回の「ワンダフル・クレイジー・ナイト(Wonderful Crazy Night)」は、
キャリアのバランスを取る上でも、必要不可欠な作品だと言えるでしょう。
また、「カリブ」や「ロック・オブ・ザ・ウェスティーズ」のようだと言うファンもいます。
それはそれでまた楽しいことです。
唯一の気がかりはエルトン・ジョンのファンはバラードが大好きで、
アップテンポなロックンロールは好まないと認識されてしまうことにあります。
エルトン・ジョン ワンダフル・クレイジー・ナイト
Wonderful Crazy Night [12 inch Analog] Import, Box set エルトン・ジョン